子宮頸(けい)がんの予防ワクチンが、日本でも承認された。二、三十代の女性がかかるがんの中で最も多いが、原因は、ウイルス感染と分かっており、ワクチン接種が広がれば、がん発生を大幅に減らすことができると期待される。亡くなったり、結婚前に子宮を失ったりする悲劇を減らそうと、関連学会は、十代前半の女性を対象に、公費で優先的にワクチン接種する必要性を訴えている。 (野村由美子)
子宮頸がんは、膣(ちつ)につながる子宮の入り口(頸部)部分にできるがん。女性のがんでは乳がんについで多く、年間一万人以上がかかり、三千五百人以上が亡くなると推定される。
>>記事(2009年10月23日,東京新聞)
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